汗をかくとアトピーは悪化どころか良くなる?意外と知らない効果!

汗をかく女性

汗をかく女性

はかゆみを引き起こして症状が悪化するからアトピーの方は汗をかかないほうが良い。このようなことを聞いたことはないでしょうか。また、もしかしたらすでにあなた自身アトピーのかゆみや症状の悪化を防ぐために極力汗をかかないように心がけておられるかもしれません。

 

ですが、驚くかもしれませんがそれは間違い。

 

たしかに汗にはかゆみを引き起こす物質が含まれてはいるのですが、汗をかいた方がアトピーは良くなることが最近判明されたのです。

 

汗が与えてくれるアトピーへの効果

 

汗をかくことでアトピーが良くなる理由は主に3つあります。

 

  1. 皮膚の角質層の水分量を保持してくれる
  2. 肌の中に細菌やアレルゲンが浸入するのを防いでくれる
  3. 皮膚の温度を調整してくれる

 

それでは順番にできるだけわかりやすくお伝えさせていただきます。

 

1.皮膚の角質層の水分量を保持してくれる

 

をかくと塗っていた保湿剤が流れてしまうし、水分が蒸発されるから余計に乾燥すると思われている方は意外と多いです。ですが、これは良い意味で完全に逆で、汗をかくことで肌に水分が供給されるのです。そして、肌に水分が供給されることで肌自体が持つバリア機能が高まります。

 

とくにアトピーの方はアトピーでない方に比べて肌に保持できている水分の量が極めて少ないので、汗をかいて水分を肌に送ってあげることはとても重要です。

 

2.肌の中に細菌やアレルゲンが浸入するのを防いでくれる

 

アトピーの方は細菌、またハウスダストやダニなどといったアレルゲンによって症状が悪化しやすいです。では、どうしてアトピーでない方よりもアトピーの方のがはるかにその影響を受けてしまうのでしょうか。

 

これは、アトピーの肌はアトピーでない肌とは比べ物にならないくらい皮膚の細胞と細胞の間に隙間が無数にできているから。隙間が多いことで、細菌やアレルゲンが簡単に皮膚の中に浸入して刺激を与えられてしまい、かゆみが起きて症状が悪化してしまうのです。

 

それに対抗してくれるように、汗には細菌やアレルゲンが肌に侵入することを防いでくれる免疫グロブリンと抗菌ペプチドという成分が含まれています。汗をかくことでこれら2つの成分が外部からくる有害なものから肌を守ってくれるのですね。

 

3.皮膚の温度を調整してくれる

 

そもそも汗は皮膚や体が温まったときにかきます。これは皮膚や体の温度が高くなりすぎないように、汗をかくことによる気化熱を利用して体温を下げるはたらきが私たちの体には備わっているからです。

 

ですが、もともとアトピーの方はそうでない方に比べて汗をかきにくい体質であることが多く、熱が皮膚や体の中にこもりやすい特徴があります。また、普段から汗をかかないようにしていると、いざ皮膚や体の温度が上がりすぎたときでも思うように汗をかけずにその熱が皮膚や体の中にこもってしまい、体温がすぐに下げられなくなってしまいます。

 

ですので、普段から汗をかいて、皮膚や体に熱がこもらない体質にしておくことが大切です。

 

汗のかき方は何でも良い

 

アトピーの悪化を防いで改善へと向かわせるためには汗をかくべきという事実は最近わかったことです。ですので、これまでアトピーで汗をかかないようにされていた方は『アトピー対策のためにはどのような汗のかき方が良いの?』と思われることが多いです。

 

ですが、これに関してはそこまで深く考える必要はなく、あなたが無理せず行なえる方法を実践されれば大丈夫です。

 

ウォーキングやジョギングでも良いし、半身浴による発汗でも良いです。とにかくあなたができるだけストレスを感じない方法で汗をかくようにしてみてください。

 

ただ、アトピーでこれまで汗をかかないように意識されていたのであれば、いきなり汗をかきすぎるのはダメです。先ほどもお伝えさせてもらいましたが、汗にはかゆみを引き起こす物質が含まれているので、いきなり汗をかきすぎるとそれが激しいかゆみにつながってしまう場合があるからです。

 

ですので、まずは少しだけ汗をかくようにとどめておき、その後はできるだけ早くお風呂に入って汗が肌についたままの時間を極力短くするように心がけましょう。

 

まずは本当に少しだけ汗をかく程度からでも十分です。少しずつでも汗をかいていくようにして、アトピーの改善を目指しましょう。

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