アトピーの方にとっては、頭皮の乾燥も大きな悩みのひとつです。頭皮のアトピーもかなり強いかゆみがあるので、とても辛いですよね。また、頭皮にアトピーの症状があることによって起こる悩みのひとつしてあるのが、抜け毛。
頭皮を掻き過ぎることでハゲるのではないか?といった不安に襲われたことがある方もいるかと思います。わたくしかゆみ撃退王も、頭皮のアトピーのかゆみが強かった頃は、掻き過ぎてハゲてしまったらどうしようといつも悩んでいました・・・。だからこそ、頭皮のアトピーは早く治したいですよね。
頭皮のアトピーを早く治すためには、どのような保湿を行なっていくべきなのでしょうか。
その為には、油分が少なく潤いが直接頭皮に浸透する保湿剤を使っていくべきです。それでは、具体的に説明していきますね。
油分が頭皮のアトピー悪化につながる
ひとこと保湿剤といっても種類があり、大きく下記のふたつに分けられます。
- 油分によって肌にバリアをつくり、肌の水分の蒸発を防ぐ保湿剤
- 肌に直接浸透し、潤いを溜めこむ保湿剤
頭皮のアトピーには、油分を含む保湿剤は合いません。いまお話した通り、油分を多く含む保湿剤は、肌に膜(バリア)をつくり、水分の蒸発を防いで乾燥から守ってくれる効果があるのですが、肌に熱をこもらせるというデメリットがあります。
頭皮は髪の毛がある分、もともと熱がこもりやすい部位ですので、そこにさらに熱をこもらせてしまうような保湿は逆効果につながります。ですので、油分の多い保湿剤をアトピーの頭皮に塗るのは避けましょう。
潤いを浸透させるのは相性抜群!?
アトピーの頭皮に油分の多い保湿剤は合わなく、逆効果につながる。ですので、頭皮のアトピーを治すためには、頭皮の中へ水分が浸透する保湿剤を使うべきです。頭皮の中へ水分が浸透する保湿剤は、バリアをつくる効果がほとんどない為、油分を含む保湿剤よりも早く水分が蒸発して乾燥しやすいというデメリットがあるのですが、頭皮に使う場合、それもメリットに変えることができます。
その理由が、髪の毛。
頭皮の場合、髪の毛がバリア代わりになってくれるので、他の部位に比べて蒸発しにくく保湿力を保ちやすいのです。肌にバリアをつくる保湿剤の場合は髪の毛がかゆみの原因となってしまうのですが、肌に直接潤いを与える保湿剤の場合は髪の毛が保湿の力となって頭皮のアトピーを治すためのサポート役として活躍してくれるのです。
肌に潤いを与える効果の高い保湿剤
頭皮のアトピーを早く治すためには、頭皮に直接水分が浸透してくれる保湿剤を使うべき。もちろん、肌にバリアをつくる保湿剤自体がダメということではないですし、アトピー肌の乾燥を防ぐためには重要です。
ただ、今回お話させてもらったように頭皮のアトピーの症状を改善したい場合、そのような保湿剤は合わず悪化につながります。ですので、頭皮のアトピーを改善するために保湿を行なう際は、肌に水分が浸透してくれる保湿剤を選ぶようにしましょう。
コメントを残す